上級英語への道

上級者をめざす初老再就職サラリーマンが出会った表現、辞書に載っていない単語、文化的背景について書いていきます

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

written in the star「星のさだめ」「運命づけられている」

東京についての情報をのせた英語のフリーマガジン TimeOut Tokyo はいつぞや取り上げことがあるが(→こちら)、この夏に出た号をパラパラめくって眺めていたら、written in the stars というイディオムをうまく使ったタイトルが目に留まったので、メモしてお…

My ears are burning. ~英語で噂をするとクシャミではなく耳がほてる

溜まっていた録画をこの週末に見たが、そのひとつ、お笑いクイズ番組「チコちゃんに叱られる!」で、「くしゃみをすると『誰かに噂されている』っていうのはなぜ?」という出題があった。 確か英語にも「誰かが噂をしている」に当たる表現があったはずだが、…

大坂なおみ選手の「ごめんなさい」は本当に誤訳なのか?

テニスの全米オープン決勝について前々回取り上げたが、勝った大坂なおみ選手が表彰式で「こんな結果になってごめんなさい」と言ったと報じられていることについて、「謝罪はしておらず、誤訳だ」という指摘が出ている。本当にそうだろうか。 ==== セリーナ…

a tsunami of... 「怒涛の」「津波のように押し寄せる」

全米オープンでのセリーナ・ウィリアムズ選手について前回取り上げた meltdown は、日本では「炉心溶融、メルトダウン」の方で知られるはずだが、その原発事故をひき起こした tsunami はすでに英語になっている。そして、「津波」とは違う意味でも使われるよ…

meltdown ~ セリーナ・ウィリアムズ選手がブチ切れる

先週末からアメリカを賑わせた話題のうち、前回取り上げたトランプ政権高官の大統領批判を「硬」とすれば、「軟」の代表格は、全米オープンで大坂なおみに敗れたセリーナ・ウィリアムズの猛抗議だろうか。このニュースから meltdown を取り上げたい。 ==== …

lodestar「道しるべの星」~ トランプを批判した政府高官は誰だ?

前回触れたように、トランプ政権の高官が匿名で大統領批判を「ニューヨーク・タイムズ」紙に寄稿して騒ぎになっている。ホワイトハウスやマスメディアが筆者の正体探しを始めているが、ここで使われた lodestar という単語が脚光を浴びているようなので、メ…

end up in an orange jump suit「刑務所にブチ込まれる」(トランプの暴露本が出版へ)

近く出版されるトランプ大統領の暴露本に描かれた内容が明らかになり、アメリカで話題を呼んでいる。著者は、このブログでも何度か取り上げたことがあるボブ・ウッドワード記者。ウォーターゲート事件をめぐる調査報道で当時のニクソン大統領を追い詰めて名…

on-screen husband「夫の役を演じた」(「アイ・ラブ・ルーシー」)

先日、インターネットラジオで英語の放送を自室に流して聞くとはなしに聞いていたら、"on-screen husband" という言葉が耳に飛び込んできた。映画やテレビでの「配役上の夫」を指しているとすぐにわかったが、on-screen はこういう風に使えるのか、と感心し…

dial back, dial down「抑える」「トーンダウンする」

前回 walk back 「撤回する」について書いたが、トランプ大統領にからんだ記事では、ちょっと似た dial back という表現もよく目にするので取り上げてみたい。